糖尿病
糖尿病
血糖値が高めと言われたら|循環器専門医があなたの「血管」を守ります
「健康診断で糖尿病の疑いと言われたけれど、どこも痛くないし……」と受診を迷っていませんか?
糖尿病の本当の怖さは、自覚症状が全くないまま、慢性的な高血糖によって全身の血管の内壁がジワジワと傷つけられ、動脈硬化が加速度的に進んでいくことにあります。まさに「静かなる破壊者」として、気づかないうちに全身の血管を蝕んでいく病気なのです。
元住吉の豊﨑医院では、単に血糖値の数字を下げることだけを目的とはしません。5年後、10年後の心臓・脳・そして全身を守るための「未来の血管事故(心筋梗塞など)を防ぐ糖尿病管理」を行っています。

「糖尿病は糖尿病の専門医に診てもらうべきでは?」と思われるかもしれません。確かにその通りです。血糖値を緻密にコントロールする高度な戦略において、糖尿病専門医の知見に勝るものはありません。
しかし同時に、糖尿病の本質は血管がボロボロになっていく「血管の病気」そのものです。事実、糖尿病の患者さんが最終的に命を落とす最大の原因は、血糖値そのものの異常ではなく、それによって引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞、あるいは心不全といった「重大な心血管イベント(血管事故)」です。
私たちが糖尿病に向き合う理由はここにあります。心臓・血管のプロフェッショナルとして、血糖の異常の背景に「今まさに詰まりかけている命に関わる血管の病気」が隠れていないかを最前線でスクリーニングし、全方位から血管を守るために最適な医療を組み立てます。
医療にはそれぞれ専門家が持つ最高の強みがあり、それらを適切なタイミングで組み合わせることこそが患者さんにとって最良の医療です。当院では、各専門医療機関との正しい役割分担(適材適所)を徹底しています。
急速に悪化している病態を急ぎ立て直すためには、大病院での「教育入院」による厳格な管理や集中的な食事・運動指導が不可欠であり、極めて大きな価値を持ちます。当院では必要な局面において、躊躇なく高度医療機関へ入院・精査を依頼します。
血糖のコントロールが極めて困難な症例や、非常に緻密なインスリンの調整が必要な症例に関しては、糖尿病専門医のいるクリニックや専門外来と連携し診療に当たります。
専門医や大病院によって治療方針が定まった後、あるいは状態が安定している日常において、その確かな方針を患者さんが実際の生活のなかで「一生破綻なく続けられるよう並走する」こと。そして、血圧やコレステロール、心機能を網羅して「全身の血管事故を防ぐ外来管理」を継続すること。これこそが、地域のかかりつけ医である当院の真の本領です。
糖尿病による血管破壊は、血管の太さに応じて2つの異なる病態として現れます。どちらも進行するまで自覚症状がありません。
末梢神経障害
手足の先がしびれる、感覚が鈍くなる。怪我の痛みに気づかず重症化するリスクがあります。
網膜症
眼底の繊細な血管がダメージを受け、最悪の場合は失明に至ります。
腎症
血液の老廃物を濾過する腎臓のフィルター(毛細血管の塊)が目詰まりを起こし、人工透析が必要になる最大の原因となります。
心臓の血管が詰まる「心筋梗塞」や「狭心症」、脳の血管が詰まる「脳梗塞」、そして足の血管が詰まる「下肢閉塞性動脈硬化症」など、一刻を争う重大な血管事故を引き起こします。
当院では、これら全方位の合併症を見逃さないよう、地域の眼科クリニックや基幹病院と緊密に連携し、網羅的な予防・管理を行っています。
お手元の健康診断の結果用紙を確認してみてください。一つでも「要注意」に当てはまる場合は、早期の介入が一生の健康を左右します。
| 検査項目 | 正常範囲 | 要注意(境界型) | 糖尿病の疑い |
|---|---|---|---|
| 空腹時血糖値 | 99mg/dL 以下 | 100〜125mg/dL | 126mg/dL 以上 |
| HbA1c(ヘモグロビンA1c) | 5.5% 以下 | 5.6〜6.4% | 6.5% 以上 |
※HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、過去1〜2ヶ月間の「平均的な血糖状態」を正確に示す極めて重要な指標です。
糖尿病の患者さんは、高血圧や脂質異常症(コレステロールの異常)を高い確率で併発しています。これらをバラバラに治療しても意味がありません。
血糖値だけをきれいに下げても、血圧やコレステロールが高いままであれば、血管の老化と破壊は止まりません。循環器専門医の視点から、すべてのリスク因子を統合してコントロールし、血管事故の確率を最小限に抑える処方を行います。
近年の糖尿病治療は「ただ数値を下げる時代」から「将来の心臓や腎臓を守るために薬を選ぶ時代」へと大転換しています。当院では、血糖を下げるだけでなく、心不全の入院リスクを下げたり、腎機能を保護する明確な医学的根拠を持つ最新の治療薬を、専門医の確かな知見に基づいて戦略的に導入します。
当院の役割は、お一人おひとりの就労環境や生活スタイルを丁寧に伺い、現実的に「一生、無理なく継続できる治療スタイル」をプロとしてマネジメントすることです。
「健診の結果が悪かったけれど、どこに行けばいいか分からない」
「すでに薬を飲んでいるけれど、心臓や血管への影響まで総合的に診てもらいたい」
そのような方は、ぜひ健康診断の結果用紙や、現在のお薬の内容が分かる「お薬手帳」をお持ちの上、気軽にご相談にいらしてください。
豊﨑医院は、高度医療の確実な視座と、地域医療の各専門家を結ぶ「安心の入り口」として、あなたの5年後、10年後の笑顔と健康な血管を守るパートナーでありたいと願っています。
TOP