高血圧症
高血圧症
高血圧を放置していませんか?|循環器専門医が考える「今、血圧を整えるべき理由」
「健康診断で血圧が高いと言われたけれど、どこも悪くないし……」
「家で測ると少し高い気がするけれど、年のせいかな?」
そう思って、様子を見ていませんか?
高血圧は、別名「サイレント・キラー」と呼ばれます。自覚症状がないまま、心臓や脳、腎臓の血管を静かに、確実に傷めていくからです。
しかし、適切に管理すれば、将来の大きな病気は防ぐことができます。心臓と血管の専門家である「循環器専門医」が在籍する、元住吉駅すぐの豊﨑医院では、単に数値を下げるだけでなく、「5年後、10年後も健やかに動く心臓」を守るための治療を行っています。

血圧が高い状態というのは、いわば「水道の蛇口を全開にして、ホース(血管)に常にパンパンの圧力がかかっている」ようなものです。
この強い圧力が毎日、24時間、何年も血管にかかり続けると、体の中では深刻な事態が進行します。
血管がボロボロになる(動脈硬化)
強い圧力に耐えようとして血管の壁が厚く硬くなり、最後には詰まったり破れたりします。
心臓が疲れ果てる(心不全)
高い圧力に逆らって血液を送り出し続ける心臓は、次第に筋肉が厚くなり(心肥大)、やがてポンプ機能がダウンしてしまいます。
これらはある日突然起こるように見えて、実は「長年の高血圧の積み重ね」の結果なのです。心臓と血管のプロとして、私たちはその連鎖をどこかで断ち切りたいと考えています。
血圧には「診察室血圧」と、リラックスした状態で測る「家庭血圧」があります。
| 測定場所 | 高血圧の診断基準 | 理想的な目標値 |
|---|---|---|
| 診察室(病院) | 140/90 mmHg 以上 | 130/80 mmHg 未満 |
| ご家庭 | 135/85 mmHg 以上 | 125/75 mmHg 未満 |
※75歳以上の高齢者の方などは、お体の状態に合わせて少し緩やかな目標(140/90 mmHg 未満など)から目指す場合もあります。患者さん一人ひとりに合わせた最適な数値を一緒に設定していきましょう。
「少し高いだけ」と思われがちですが、ご自身に合った目標値までしっかり整えることが、将来の脳梗塞や心筋梗塞のリスクを下げる大切な鍵となります。
高血圧の方の10人に1人は、実は他に原因(腎臓の病気やホルモン異常など)が隠れている「二次性高血圧」です。
当院では、単にお薬を出すだけでなく、血液検査やエコー検査を用いて「なぜ血圧が高いのか」の背景を丁寧に探ります。もし、より精密な検査や手術が必要となる特殊な原因が見つかった場合は、速やかに適切な大学病院や専門施設へご紹介します。
私たちは、地域の医療ネットワークを支える確かな拠点の一つです。基幹病院とも緊密に連携を取り合い、「あなたにとって今、最も安全な道はどれか」を誠実に見極めることが、私たちの使命です。
「一度薬を飲み始めたら、一生やめられないのでは?」という不安をよく耳にします。しかし、私たちは「薬を飲むこと」自体をゴールにしていません。
「塩分を控えて」と言うのは簡単ですが、実践は大変です。無理のない具体的な工夫を一緒に考えましょう。
お薬が必要な場合も、単に数値を下げるだけでなく、心臓や腎臓を守る効果が高い薬剤を専門医の知見から慎重に選びます。
高血圧の方は、脂質異常症や糖尿病などを併発していることも多いため、血管を全方位から守れるよう全体を診ていきます。
生活習慣が整い、血管の負担が減れば、将来お薬の量や種類を減らせるケースもあります。大切なのは、薬を飲む・飲まないということではなく、あなたの血管を健やかに保ち続けることです。
高血圧は「症状が出てから」では、すでに血管に大きなダメージが及んでいることもあります。だからこそ、痛くも痒くもない今の対策が、何物にも代えがたい「自分への投資」になります。
「再検査と言われたけれど、どうすればいい?」
「家で測ると高い気がするけれど、大丈夫かな?」
そんな些細な疑問で構いません。健康診断の結果や、ご自宅での血圧メモ(手書きのノートでも、スマホのアプリ画面でもそのままお見せいただければ大丈夫です)を持って、お気軽にご相談ください。
豊﨑医院は、あなたの「しなやかな血管」を守るパートナーとして、地域で力を合わせてあなたを支えます。
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