動悸、脈の乱れ
動悸、脈の乱れ

〜循環器専門医による、日常に潜む不整脈の客観的な評価とリスク管理〜
「ふとした瞬間に、心臓が波打つようにドキドキする」「脈が一瞬つまったような感じがして、胸がソワソワする」
動悸や脈の乱れを自覚すると、「このまま心臓が止まってしまうのではないか」と、強い不安に襲われるのは当然のことです。元住吉の豊﨑医院における不整脈診療の役割は、高度医療の現場で培った知見に基づき、日常の中に潜む心臓のリズムの乱れを客観的に評価し、それが「どのようなリスクを孕んでいるか」を正確に見極めることです。
ひと口に動悸や不整脈と言っても、その原因や緊急性はさまざまです。専門医の視点から、代表的な3つのタイプを解説します。
脈が「一瞬飛ぶ」「ウッとなる」
(期外収縮)
心臓が本来のリズムより少し早いタイミングで打ち、その後に一瞬の「間」が空くため、脈が飛んだように感じられます。健康な方にも頻繁に起こるもので、心臓の機能そのものに異常がなければ、直ちに治療を必要としないことが多いタイプです。
突然「ドクドク」と速くなる
(頻脈)
何の前触れもなく突然強い動悸が始まり、数分から数十分持続します。心臓の電気回路に通常とは異なるルートが生じている可能性があり、専門的な診断と適切なアプローチが必要です。
脈が「バラバラ」に打つ
(心房細動)
最も注意が必要な不整脈です。心房が細かく震えることで、心臓の中に血の塊(血栓)が引き起こされやすくなり、それが脳の血管を塞ぐと重篤な「脳梗塞」の原因となります。
不整脈診療の難しさは、「病院の診察室にいる時には症状が出ない」という点にあります。当院では、患者さんの日常の中に潜むわずかなサインを捉える体制を整えています。
長時間ホルター心電図検査
数日間にわたり、普段通りの生活を送りながら心電図を記録します。短時間の検査では捉えきれない、夜間睡眠中や運動中の脈の変動、症状が出た瞬間の正確な心電図波形を解析します。
スマートウォッチ等デジタルデータの活用
Apple Watchなどのウェアラブルデバイスで「心房細動の疑い」などの通知や波形が記録された場合は、ぜひそのデータをお持ちください。病院外での貴重な手がかりとして、専門医の客観的な診断に役立てます。
対話を重んじる詳細な問診
動悸が「いつ、どのような状況で始まり、どのくらい続くのか」。患者さんの生活背景にまで耳を傾け、丁寧に対話を重ねることが、正しい診断への出発点となります。
当院は、地域の医療ネットワークを支え、患者さんへ最適な医療の選択肢をご提示するかかりつけ医です。
検査の結果、治療を急ぐ必要のない良性の不整脈であると判明した場合は、その医学的根拠を分かりやすくご説明します。「怖くないものだと理解できただけで、動悸が気にならなくなった」と仰る患者さんも多く、専門医としての客観的な評価が大きな安心に繋がります。
カテーテルアブレーションなどの高度な専門治療が必要と判断した場合は、信頼できる高度医療機関へ速やかにご紹介します。当院が基幹病院への窓口となり、治療が終わった後の日常管理(再発の監視や予防療法の継続など)を再び地域でしっかりと引き継ぎます。
動悸や脈の違和感は、体からの「一度、点検をしてほしい」という大切なサインかもしれません。「これくらいで受診していいのだろうか」と我慢を重ねる必要は全くありません。
受診の際は、他のお薬との兼ね合いを確認するため、ぜひ「お薬手帳」をお持ちください。また、健康診断で心電図の異常を指摘された方は、その結果用紙をお持ち寄りください。元住吉駅すぐの豊﨑医院は、高度医療の確かな視座と、地域かかりつけ医としての誠実さを結ぶ「安心の入り口」として、皆様の不安に真摯に寄り添います。
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