閉塞性動脈硬化症
閉塞性動脈硬化症

〜循環器専門医が診る、一生自分の足で歩き続けるための「下肢血管外来」〜
「最近、少し歩くとふくらはぎがパンパンに張ってきて、立ち止まってしまう」
「休むとまた歩けるようになるけれど、これって年齢のせいかしら?」
もしそのような症状にお悩みなら、それは足の血管(動脈)が動脈硬化で狭くなり、筋肉への血流が足りなくなっているサイン――「下肢閉塞性動脈硬化症(足の動脈硬化)」の本質的な症状かもしれません。
足は「第二の心臓」とも呼ばれる大切な場所です。元住吉の豊﨑医院では、大学病院や地域の中核病院の最前線で数多くの血管カテーテル治療を自ら執刀してきた循環器専門医が、あなたの足の血管の状態を正確に評価し、「一生自分の足で歩き続ける」ための最善の医療を提供いたします。
「歩くと足が痛む・だるくなる」という症状は、整形外科領域の腰の病気(脊柱管狭窄症など)でも非常によく見られます。ご自身の症状がどちらに近いか、以下の特徴を照らし合わせてみてください。
| 特徴 | 足の血管の病気(閉塞性動脈硬化症) | 腰の病気(脊柱管狭窄症など) |
|---|---|---|
| 痛みの種類・出方 | 歩くとふくらはぎの筋肉がパンパンに張り、重だるくなって前に進めなくなる。 | 太ももの裏や足先にかけて、しびれや電気が走るような痛みが出る。 |
| 休む時の姿勢 | その場に立ったまま、1〜2分休むだけでスーッと楽になる。 | 立ち止まるだけでなく、前かがみになったり椅子に座ったりすると楽になる。 |
| 自転車の運転 | こいでいると足が痛く・重くなってくる | 前かがみになるため、スイスイこげる |
| 足の温度・皮膚 | 左右どちらかの足先が明らかに冷たく、爪が変形したり皮膚が乾燥したりする。 | 左右の足の温度に大きな差はみられない。 |
血管が原因の場合、下肢の筋肉が必要とする酸素(血流)が届かないために起こる「筋肉の酸欠」が痛みの正体です。これは、心臓でいう「狭心症」が足の血管で起きているのと同じ状態です。
この病気はゆっくりと進行しますが、放置して重症化すると、足先へ全く血流が届かなくなり、深刻な事態を招きます。
「足の病気は、全身の病気の鏡」でもあります。足の血管に動脈硬化がある方は、高い確率で心臓(狭心症・心筋梗塞)や脳の血管も同じように傷んでいることが分かっています。足だけでなく、全身の血管をトータルで俯瞰することが、命を守る上で不可欠です。
足の血管を正しく評価するには、単にお薬を出すだけでなく、「どこが、どのくらい狭くなっているか」を正確に突き止める必要があります。
ABI検査(手足の血圧比較)
ベッドに横になり、両手・両足の血圧を同時に測定します。健康な人は足の血圧の方が高いのですが、足の血管が詰まっていると数値が低下します。わずか数分で血管の詰まり具合の目安を把握できる、診断の第一歩です。
下肢血管エコー(予約制)
超音波を使って、血管内のプラーク(汚れ)や血流の速さを直接観察します。専門的な技術を要するため予約制となりますが、どこで、どのくらい血管が狭くなっているかを詳しく評価することが可能です。
生活習慣病の血液検査
動脈硬化を引き起こしている根本原因(糖尿病、脂質異常症、高血圧、慢性腎臓病など)を特定し、数値化します。
私たちは、足の症状を改善することはもちろん、「全身の血管事故(心筋梗塞や脳梗塞)を絶対に起こさせない」という広い視点で治療戦略を立てます。
初期〜中等度の段階では、痛みと相談しながらあえて「歩くこと」自体が、新しい迂回路の血管(側副血行路)を発達させる最高の治療になります。ただし、足の血管が悪い方は心臓の血管も狭くなっているリスクが高いため、安易な自己流のウォーキングは危険です。当院では事前に心臓の安全性をしっかりと評価した上で、安全かつ効果的な「歩行トレーニング」の指導を行います。
足の血流を良くする薬(抗血小板薬や血管拡張薬)を処方するだけでなく、動脈硬化の進行を根本から食い止めるため、糖尿病や脂質異常症、高血圧をプロの視点で厳格にコントロールします。
血管の狭窄が非常に強く、早期の血行再建(カテーテル治療やバイパス手術)が必要な局面であると判断した場合は、信頼できる専門病院の専門チームへ最短距離で繋ぎます。
歩行時の足の痛みやだるさは、体からの「全身の血管をメンテナンスしてほしい」という切実なメッセージです。初期の段階で正しく見つけることができれば、将来の歩行困難や足の壊死を防げるだけでなく、心筋梗塞や脳梗塞という重大な病気を未然に防ぐことにも直結します。
「歩くとふくらはぎが重くなる気がする」
「他の病院で『足の動脈硬化がある』と言われ、しっかり管理してくれる専門医を探している」
どのようなきっかけでも構いません。他のお薬や全身状態との兼ね合いを正確に俯瞰するため、受診時はぜひ「お薬手帳」をお持ちください。豊﨑医院は、あなたの「生涯現役で歩む一歩」を、プロの矜持と確かな技術で全力でサポートいたします。
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